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2004年11月

2004.11.19

e-文書法

 これまで紙での保存が義務付けられていた文書について、電子データでの保存を可能とするための「e-文書法」が11月19日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立しました。来年4月に施行される見通しです。

財務諸表や税務書類などを電子データで保存でき、スキャナで読み取ったデータも、一定の要件を満たせば原本として認められることになります。

 正式には「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」と言います。
関連する251の法律も一括改正され、各種帳票や取締役会議事録などが電子データで保存できるようになると、神ベースでの文書保存に必要なコストが大幅に削減できるようになります。

 書類・帳簿類の印刷コストだけでなく、保管スペースや管理費用などの縮小削減も大きな魅力ですが、電子データとなればデータベース化して検索機能を利用するなど、資料価値も一段と大きくなることでしょう。

ITmediaニュース:(電子文書法が成立、スキャンデータも原本に)

 来年3月には改正不動産登記法も施行されて、当事者主義が廃止、これまで登記所に出向く必要があった不動産登記がインターネットから行えるようになるということです。
 ネット上でさまざまな登録手続きができるのは大変便利なのですが、セキュリティに関しては十分注意をしましょう。

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2004.11.17

『神の目』を使った戦争

 昨日の北日本新聞7面に、「国防総省がネット構築へ」という囲み記事が載っていました。
衛星軌道上にある軍事衛星を使って、スパイ衛星などが撮影した敵の動画を、米軍司令官だけでなく米兵すべてが自分の端末に瞬時にダウンロードできる独自のインターネットを構築するよう、アメリカの国防総省が作業を進めているというのです。

もともとインターネットの始まりは1969年に作られたアメリカ国防総省の「ARPANET」です。本部のメインコンピュータとあちこちの端末をつないで軍事行動のコントロールを行っていた「中央集約型」のネットワークでしたが、核戦争が起こったときにメインコンピュータが被爆して機能を停止したら、すべての軍のネットワークが停止してしまう危険性があるということで、ネットワークが攻撃されて一部のコンピュータが停止しても、他のシステムが破壊されていなければネットワーク全体は停止しないように、損害を最小限に抑えるために考えられたのが始まりです。

インターネットの歴史を見れば軍事利用は当然だし、今までもさまざまな技術が軍備に利用されてきているのでしょうが、普段私たちの目にはあまり触れないところでなされていることなので、今回のように新聞記事などで読むとチョッと怖くなります。

『メン・イン・ブラック』という映画をご存知でしょうか。
トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスが共演したエイリアン退治のSF映画で、民放のロードショー番組でも何回か放映されました。
わりとコミカルで楽しい映画なのですが、トミー・リー・ジョーンズがコンピュータで奥さんのリアルタイムな画像をダウンロードする場面があります。
地球の大気圏外にある衛星通信のカメラアイから、アメリカ⇒ある地区⇒ある家⇒庭先⇒女性のクローズアップ画像へとどんどんズームアップしていくのですが、その時女性の方は覗かれていることを知らないわけです。
これは、考えてみるととても怖いことだと思いました。
イラク戦争での米軍のやり方を見ていると、『神の目』というのはどんな『神』のことなのだろうと考えてしまいます。

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2004.11.13

NTTの電話

11月10日の新聞に囲み記事で載っていた内容ですが、NTTがIP電話の提供を開始するそうです。
Bフレッツ利用者が前提ですが、NTT西日本は2005年4月から大阪府や政令指定都市で順次、サービスを開始する予定となっています。富山市でのサービスが開始されるのは2006年ごろになるでしょうか。

プロバイダータイプでは、同じプロバイダーや接続の提携がされているプロバイダー間であれば、利用者は料金を気にすることなく使うことができます。(IP電話料金は無料、IP電話の番号は050-*****)
確か、プロバイダータイプのIP電話はNTTの104サービスや110、119も使えなかったと思います。

NTTが提供を予定しているIP電話は、従来の固定電話と同じ番号を使用することができ、電話料金は全国一律で3分間8円程度になるようですし、110番通報もできるということです。

距離に関係なく電話料金が一律で、しかも安くなるのは魅力ですが、Bフレッツのインターネット接続加入者しか提供しないということなのでADSLなどのインターネット接続を利用している場合には、光接続への切り替えが必要です。
光ファイバーの施設設置もどんどん進んでいますし、2010年までには加入者を全国で3000万までに拡大するという目標を掲げましたが、政令指定都市であっても地域内がまんべんなく光回線で繋がるにはしばらく時間がかかると思えるので、富山で具体的なメリットを検討するのはあと2年ぐらい先の話でしょうか。


ところで、話は変わりますが11月11日の新聞にNTTの『施設設置負担金の見直しについて』という一面広告が掲載されていましたね。
「見直しの背景等について」という項目の中で、固定電話をめぐる市場環境が大きく変化して加入数が減少したり、競争相手が安いサービスを提供しているのでこのままではますますNTTの利用者が減るから・・・というような説明がされています。
過去5年間の新規申し込み数の推移のグラフを見ると、それはもうハッキリと負担金を払わないで電話を利用するほうが一般的になっていますね。これから新規で加入しようとする場合には当然の選択だと思うのですが、問題は、既に払った負担金はどうなるのかということでしょう。

総務省情報通信審議会の答申には、企業などで資産として扱ってきた電話加入権が財産的な価値を失っていくわけですから、法令の見直しや税法上の取り扱いのについても検討する必要があると述べています。来年度の決算で早速問題になってくるのではないかと思うのですが、税部署などの情報にも注意しておきましょう。

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2004.11.07

電話のお話

来春3月1日から、NTTの電話加入権が現在の半額になると公式に発表されたようです。
電話加入権は資産として安定した価値があるので、30年ほど前には質草としてお金を借りることもできたという話をテレビ番組で見ました。企業でも固定資産として扱っていると思うのですが、今後の決算書にはどのように影響するのでしょう、気になるところです。

ところで、電話といえば11月1日から道路交通法が厳しくなって運転中の携帯電話の使用で罰金が科せられるようになりました。
11月1日の初日には全国で3,000人あまりの検挙者があったとか。富山県でも21人が検挙されたと北日本新聞で報道されていました。
テレビニュースの取材を受けた人の中には、かかってきた時に出られないんじゃ携帯電話の意味がない…、と取り締まりに批判的な意見の方がいらっしゃいましたが、本当に一刻をあらそう様な連絡がはいることって、一般の方の場合はまず無いと思うのですが、いかがでしょうか。
連絡したければ車を止めて公衆電話を探す、という方法しかなかったのはほんの15年ほど前ですよね。
携帯電話では、すぐに応答できなくても誰からの着信かわかりますからコールバックすることも簡単です。運転中のマナーモードに設定しておけば、かけてきた相手の方も「運転中ならまたあとにしよう」とわかってくださるでしょう。
運転しながら携帯電話を使用することの危険性、特にメール発信など論外だと思うのですが、この危険性はとても無視できないことです。

科学技術の進歩とともに生活の利便性はどんどん進んでいます。
ITの活用も同じく私たちの生活の中に根付いてきていますが、便利さだけに目がくらんで背中合わせにある危険性を忘れないように、一人ひとりが気をつけることが大切ではないでしょうか。
今回の道路交通法の変更に限らず、私たちの生活の変化とともにさまざまな法令や規則が決められていくときに、新しいルールを皆で守る努力が必要だと思います。

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2004.11.04

楽天の機動力

プロ野球の新規参入が楽天に決まりました。

私個人はプロ野球に対して興味を感じていませんので、新球団に関するあれこれはまったくわかりません。
それより、さすがだと注目したのが新規参入決定以後の楽天の広報活動です。
特に気になったのが球団ホームページの立ち上げ。これは当然新規参入を見越して準備されていたものですが、楽天の本職(?)インターネットのショッピングモールの利点をフルに活用して、参加ショップの『東北フェア』がこれでもかと企画されています。

現実の球団が地元を拠点とすることでの経済効果ももちろんあるでしょうが、楽天市場に出店しているショップではすでに新規参入記念セールで顧客増、売上アップを狙えるわけですよね。

それから、新球団のスタッフ募集もホームページで告知されていました。
希望者は専用フォームから応募できます。これも、希望者にはとてもわかりやすく親切なコンタクトの仕方ですね。

最後に、これもIT関連企業ならではと感じたのですが、新球場の改修構想にコンピュータグラフィックを使って紹介したことです。
実にわかりやすいし、綺麗でしたね。

新規参入決定後の楽天の広報活動を見て感じたのは、すばやい反応で見る人に内容が早くきちんと伝わるような仕事が大切だということです。

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